猫好きにはたまらない各地の「猫島」の特徴

山口県の猫島

 

 

山口県の平郡島(へいぐんとう)は、伊予灘に浮かぶ東西に細長い島です。人口は約600人で、集落は東と西に分かれていますが、船はそれぞれの港へ寄航します。公道は北側だけで二つの集落を結んでいます。

 

とにかく猫さんが多いので、食事時はまるで戦争のようです。他の猫島と比較しても猫の数が相当に多く、島が大きいこともあって猫の絶対数は大変なものです。なぜか、白黒の牛柄模様の猫が多くなっています。

 

山口県の笠戸島(かさどじま)は、下松市の南海上にあり、入り江が多いのが特徴で、昔から多くの船が出入りする重要な地となっています。本土とは笠戸大橋でつながっています。島の面積は猫島の中でかなり広いのですが、いくつかの猫スポットに分かれています。いる場所には10匹以上の猫がいつも集まっています。

 

山口県の祝島(いわいしま)は、瀬戸内海の海上交通の要衝にある島で、古代から栄えた歴史を持っています。現在は漁業と有機農業で生計を立てていますが、ユニークな神舞、石積みの集落は有名で、水産庁が2006年に発表した「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」にも選ばれた島です。そして猫もいっぱいの猫島です。ここの猫は人と仲良しで、漁港近く、連絡船の船着き場近くに、エサを求めていつも猫が集まっていますから、ふれあいも楽しめます。