猫好きにはたまらない各地の「猫島」の特徴

その他の猫島

 

 

神奈川県 江の島(えのしま)は、首都圏の人達にはお馴染みの島だと思います。江の島は、神奈川県藤沢市の湘南海岸から相模湾へ突き出た陸とつながった島です。ご存知の通り、湘南を代表する景勝地で、昔から観光の名所となっているわけですが、実は猫島でもあるのです。

 

1980年代頃から捨て猫が急増したようで、今では多数の猫達を見かけるようになりました。猫好きな観光客、釣り人がエサをくれるので、ほとんどの猫が人を恐れません。島の至る所で無防備な姿の猫が見られますよ。

 

猫は観光資源とされ、江の島の新たな名物ということで、地域猫として保護されています。

 

宮城県の田代島(たしろじま)は、猫島のいわば元祖とも言えるような島です。昔の人形劇「ひょっこりひょうたん島」のモデルとも伝えられ、最近では「ネコの島」として知られています。何しろ人口よりも多くの猫が住んでいるようで、東日本大震災で被災しましたが、徐々に元の元気な姿を取り戻しつつあります。

 

宮城県 網地島(あじしま)は、石巻市の沖合いに浮かぶ島で、海水浴場という海水浴場もあって行楽客も多い場所です。家の軒先などの生活圏の付近でくつろぐ猫を多数鑑賞できます。

 

滋賀県の沖島(おきしま)は、琵琶湖の沖合約1.5 kmに浮かぶ島で、琵琶湖では最大の島です。また、日本で唯一淡水湖に浮かぶ有人島でもあります。この島の道路には車がほとんどなく、それで信号機もありません。おかげで島内では猫が交通事故に合うことも殆どなく、住みやすい環境になっています。港も船も、猫達のいい遊び場になっており、くつろいで暮らしています。